◆高額引き出し者対象に
 全国で特殊詐欺被害が相次ぐ中、県警は金融機関の窓口で最後の注意を呼びかける特製カードを考案し18日、県内の37金融機関に向けて発送した。1万円札と同じ大きさで「最終確認カード」と名付けられ、現金100万円以上を引き出そうとする65歳以上の高齢者に対し、窓口の職員が手渡す。県警は詐欺被害の増加が懸念される年末年始を前に、注意喚起したい考えだ。
 「息子さんやお孫さんから電話でお金を要求されていませんか?」「名義貸しは犯罪だと脅されていませんか?」。カードには、高齢者に冷静な判断力を取り戻してもらう文言が並ぶ。県警生活安全企画課によると、作成したのは60万枚。12月上旬から、銀行や信用金庫など1131店舗で、窓口対応する職員が顧客に声を掛けながら手渡す。
 特殊詐欺被害は、10月末現在で2億5164万円。4月には、福島市の80歳代の女性が投資の名義貸しの和解金などとして、計1000万円をだまし取られた。

引用元 詐欺防止 切り札に…金融機関で確認カード配布 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)