警察庁は8月6日、2015年上半期の特殊詐欺認知・検挙状況等について発表した。発表によると、同四半期における特殊詐欺の認知件数は7,007件で、前年同期比で852件(13.8%)の増加、被害総額は236.5億円で同33.3億円の減少(-12.3%)となった。1件あたりの被害額は369.7万円で、同106.0万円の減少(-22.3%)となっている。なお、同半期の特殊詐欺による現金被害額は、全財産犯の約5割を占めた。

同半期の特徴として、高齢者(65歳以上)の特殊詐欺被害が増加していることを挙げている。同半期の高齢者の特殊詐欺被害件数は5,408件で、同544件の増加(11.2%)、全体の77.2%を占めた。特に高齢者率の高い重点3類型(オレオレ詐欺、還付金等詐欺、金融商品詐欺)の認知件数は5,141件(+639件、+14.2%)。被害額は175.3億円(-15.8億円、-8.3%)。金融商品詐欺が減少する一方で、オレオレ詐欺、還付金等詐欺は増加傾向にあり、手口も極めて巧妙化している。同庁では今後の取り組みとして、「犯行拠点の摘発等の強化」「水際対策の徹底」「送付先の摘発強化等」を挙げている。

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