ことしの上半期に全国で起きた殺人や盗みなどの刑法犯罪は53万件余りと、13年連続で前の年より減少した一方で、振り込め詐欺は去年より30%余り増加したことが警察庁のまとめで分かりました。
警察庁のまとめによりますと、ことし1月から先月までの上半期に全国で起きた刑法犯罪は53万9009件で、去年の同じ時期に比べて5万2117件、率にして8.8%減り、13年連続の減少となりました。
このうち、殺人や強盗などの凶悪犯罪は2915件と、去年より11.6%減ったほか、盗みも9.3%下回って39万5301件になりましたが、振り込め詐欺は6391件で、30.6%増えました。
一方、検挙された人は11万6353人と、去年より2.6%減少しましたが、このうち65歳以上の高齢者は2万3656人で600人余り増加し、14歳から19歳までの少年の検挙者を、統計のある平成元年以降、初めて上回りました。
警察庁は「高齢化が進む中、地域のつながりの強化など高齢者の犯罪を防ぐ対策や振り込め詐欺の取り締まりに引き続き取り組んでいきたい」としています。