石油元売り業界2位の出光興産と5位の昭和シェル石油の合併を巡り、合併に反対する出光創業家側は3日、出光株を保有する二つの公益財団法人の評議会と理事会を相次いで開き、改めて合併反対の方針を確認した。
 出光経営陣は年内に臨時株主総会を開き、株主から合併の承認を取りつけたい意向だが、大株主の創業家は合併阻止に向けた動きを着々と進めている。
 二つの財団は、出光株を7・75%保有する出光文化福祉財団と、5%を保有する出光美術館。両財団の代表理事は出光創業者の長男、出光昭介氏で、3日の評議会と理事会でも昭介氏が議長を務めた。
 創業家の代理人を務める弁護士によると、一般企業の株主総会にあたる評議会で、定款変更と新たな役員の選任を行った。定款変更は、保有株の議決権行使に必要な理事の賛成を「過半数」から「3分の2以上」に厳格化した。

引用元 出光株保有の2財団、合併反対を確認 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)