自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は20日午前、東京都内で会談し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案に関し、4月中の衆院通過は困難との認識で一致した。両氏は25日に再び協議し、今国会での成立断念を正式決定するとみられる。同日中に野党に伝える見通し。今後の国会運営については、熊本地震への対応を最優先することも確認した。
 一方、参院議院運営委員会は20日午前の理事会で、同日の本会議で予定されていたTPP特別委員会設置の先送りを決定。政府・与党が承認案と関連法案の成立を断念する方針を固めたことを受け、参院で審議入りするめどが立たなくなったためだ。
 幹事長会談に同席した公明党の大口善徳国対委員長は、19日の衆院TPP特別委員会で、森山裕農林水産相が農林水産品のうち関税が維持された品目数を答えられず、審議が一時中断したことに苦言を呈した。
 大口氏は谷垣氏に「審議を中断し、整理してから答弁することは、あってはいけない。しっかり答弁していただきたい」と注文を付けた。

引用元 自公幹事長「月内の衆院通過は困難」 TPP法案、25日に成立断念を正式決定か – 産経ニュース