17都道府県のコンビニエンスストアの現金預払機(ATM)から18億円以上が不正に引き出された事件で、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は、不正作出支払用カード電磁的記録供用と窃盗容疑で、自称会社役員の石澤隆典(53)=札幌市豊平区=と、住所不定で無職の工藤亮馬(33)の両容疑者を逮捕した。ともに容疑を否認しているという。
 逮捕容疑は、石澤容疑者が5月15日朝、渋谷区のセブン銀行ATMで、南アフリカの銀行のクレジットカード情報がコピーされた偽造カード2枚を使って計20万円を窃取。工藤容疑者は同日、同区など6カ所のセブン銀行ATMで偽造カードを使って計490万円を引き出したとしている。
 調べによると、両容疑者は事件前日の5月14日に北海道からともに上京。犯行後、北海道に戻って潜伏していたところを捜査員が発見したという。
 同隊は、石澤容疑者が現金引き出し役の「出し子」、工藤容疑者が指示役として行動をともにしていたと推定。別のATM不正事件で逮捕された指定暴力団山口組系組長(37)らと同じ犯行グループに属していたとみており、背後関係などを調べる。

引用元 ATM不正引き出し、新たに「出し子」と指示役逮捕 – 産経ニュース